AI・テクノロジーClaude活用

Claudeスマホの使い方5選|手書きノートを写真で文字起こし

Claude のスマホアプリを入れて、PC の会話も見られるようになった。でも「結局、スマホでは何に使えばいいの?」と止まっていないでしょうか。

スマホの強みは長い文章を打つことではなく、写真と短い一言をその場で渡せることです。この記事では、私が実際にやった使い方を5つ紹介します。指示文は、そのまま使えるように記事用に整えた例です。

この記事でわかること

  • 写真を渡す使い方3つ(手書きノート・紙の本・手書きの答案)
  • 短い文で済ませる使い方2つ(ジムの記録・Claude Code への返事)
  • それぞれの指示文の例
  • スマホで使うときに決めておく3つの約束

この記事の対象者

  • Claude のスマホアプリを入れたものの、あまり開いていない方
  • 紙のノートや本が多く、見返せるように残したい方

アプリの入れ方や PC との同期がまだの方は、先に Claude(クロード)をスマホとパソコンで同期する方法 をご覧ください。


5つの実例を一覧で

渡すもの頼むこと残るもの
手書きノートの写真文字起こし検索できる文章
紙の本のページの写真要点まとめ発表資料の材料
手書き答案の写真採点と解説間違いの理由
ジムでの実績記録と次回の狙い筋トレの重量と回数
「Aで」の一言PC の作業の続き返事だけで進んだ作業(Claude Code 利用者向け)

実例1:手書きノートを写真で文字起こしする

私はふだん手書きでノートを取っています。紙のままだと後から探せないので、写真を送って文字起こしを頼み、文章にして残しています。原本の写真も一緒に保存しておくと、読み間違いがあっても確かめられます。

この手書きノートを文字起こししてください。
書いてあることだけを起こし、言い換えや補足はしないでください。
読めない字は推測せず、[判読不能] と書いてください。

大事なのは最後の1行です。指定しないと、AI は読めない箇所をもっともらしい言葉で埋めることがあります。私の例ではありませんが、仕事ならホワイトボードや手書きの申し送りにも同じ形で使えます(社内ルールの確認が先です)。

実例2:紙の本を撮って要約し、発表資料の材料にする

大学の輪読で本の1章を担当したとき、本は紙でした。ページの写真を送って要点をまとめてもらい、それを材料にスライドの骨子を作りました。写真から要点を抜くのは資料づくりの最初の段階です。

写真は発表で担当する章のページです。
ページごとに要点を3行以内でまとめてください。
本に書いてあることと、あなたの補足は分けて書いてください。

骨子から先の作り方は AIでスライドの骨子から作る手順 にまとめています。なお、本の写真や要約は自分の勉強の範囲で使い、そのまま公開しないようにします。

実例3:手書き答案を写真で送って採点してもらう

大学院入試の勉強では、紙に解いた答案を撮って採点を頼んでいました。キーボードで数式を打ち直さなくて済むのが、スマホの写真の大きな利点です。

問題と私の答案の写真を送ります。
まず答案を読み取った内容を書き出してから採点してください。
甘くせず、間違いは「どの行の、何が、なぜ」違うかを示してください。

先に読み取り結果を書かせると、AI が字を読み違えたのか、自分が間違えたのかを区別できます。ただし AI の採点にも誤りはあるので、納得できないところは教科書で確かめます。

実例4:ジムの合間に、実績を送って記録する

筋トレでは、スマホから実績を送って記録に残し、次回の狙いを考えてもらっています。手が空くのはセットの間の短い時間だけなので、きれいな文章にせず、そのまま送ります。

今日は胸の日です。これから種目ごとの実績を短く送ります。
送った内容を「種目・重さ・回数・セット数」の表に足していってください。
最後に「終わり」と送ったら、これまでの記録と比べて、次回の狙いを種目ごとに1行で書いてください。

最初に表の形を決めておくと、「ベンチ 60 10回 3セット」のような雑な送り方でも記録になります。記録は同じ会話に続けて足すと、前回と比べられます。音声入力なら打つより速く送れますが、ジムでは周りに声が聞こえる点に注意してください。

発展:PC の作業に、外から一言で返事をする(Claude Code を使う方向け)

ここだけは PC に Claude Code を入れている方向けです。使っていない方は飛ばしてください。PC で動かしている Claude Code には、スマホから指示を送れます(Remote Control)。私は時間のかかる作業を PC に任せ、判断が必要なところだけ外から返事をしています。

コツは、AI に選択肢を付けて質問させることです。スマホで長い説明を打つのは大変ですが、「Aで」なら数秒で返せます。

判断が必要になったら、作業を止めて質問してください。
質問には選択肢 A/B/C と、あなたのおすすめを付けてください。

この使い方には有料プランが必要で、PC で Claude Code を起動したままにしておきます。設定は スマホから PC の Claude Code に仕事を頼む方法 で解説しています。


スマホで使うときの3つの約束

  1. 写っているものを見てから送る: 写真には、他人の名前、連絡先、画面に出たパスワードなどが入り込みます。会社の資料なら、そもそも入れてよい情報かを先に確かめます入力内容の学習に関する設定も公式の案内で確認します(参考: 社内でAIを使い始める3段階)
  2. 分からないことは分からないと書かせる: 「推測しないで」と指示に入れます
  3. 大事な数字と事実は自分で確かめる: 写真の読み取りも採点も、間違えることがあります

よくある質問

Q. 無料プランでも使えますか?

A. 回数の上限や使える機能はプランや時期で変わるので、公式の案内をご確認ください。音声入力は全プランが対象です。Claude Code を使う「発展」は無料プランでは使えません(2026年10月時点)。

Q. 手書きの字が汚くても読めますか?

A. 字や写りによって精度が変わります。明るい場所で、影を入れず、1ページずつ撮ると読み取りやすくなります。読めない字は [判読不能] と書かせて、自分で埋めてください。


まとめ

  1. スマホの強みは、写真と短い一言をその場で渡せること
  2. 紙のノート・本・答案は、撮るだけで AI に渡せる
  3. 記録は、最初に表の形を決めると雑に送っても残る
  4. PC の作業は、選択肢付きで質問させると一言で返せる
  5. まずは手元の紙を1枚撮って、文字起こしから試す